切除法

１回の施術でタトゥー・刺青を除去

切除法は、タトゥー刺青などの色素を含んだ皮膚を切除縫縮する施術方法です。 小さなタトゥーでその周辺の皮膚に余裕がある場合は、単純切除で（1回の治療）で完全に除去することが可能です。すぐにタトゥーを消したい方に適した治療法です。単純切除では除去可能なタトゥーの大きさがあり、限界を超えた場合は、2〜3回に分けて切除する分割切除で治療します。分轄切除の場合は、施術の間隔を空ける必要がありますので、3～6ヶ月に１回のペースでの治療となります。

質の高い医療を提供「PRP（創治癒治療）」

血小板は人間の体の中で血を止めたり壊れた血管や細胞を治す働きをしています。自己多血小板血漿（PRP）は自己血液中に存在する血小板を非常に多く含んだ血漿（通常の2倍~7倍）でPRPを創部に散布することにより、治癒・再生速度があがります。ご自身の血液を使用するため、アレルギーや感染の心配がありません。

単純切除

刺青が小さく皮膚には十分な余裕がある場合は比較的１度ですみます。実際につまんだ時に引きつり感がない状態であれば可能です。部位でいうと、太ももや二の腕など皮膚が柔らかく伸びる部位では１回の治療で広範囲が可能であるのに比べ、足首などの皮膚が硬く伸びにくい部位は、他の部位より１回の治療で行える範囲は狭くなります。 又、刺青の広さや、切除による傷痕の形などにより違ってきますので、医師との診察で決めていきます。

分割切除

刺青が大きい場合や、単純切除でできない場合は何回かに分けて切除していきます。無理に１回で切除してしまうと、縫合に必要な皮膚が足りず、引きつり、綺麗な仕上がりが望めません。 約3～6ヶ月の間隔を空け、皮膚が自然に伸びるのを待ってから、残りの部分を切除することで、仕上がりが綺麗になります。

切除法によるタトゥー・刺青除去のメリットとデメリット

タトゥー除去は、レーザー治療・切除・剥削・植皮において、必ずリスク（デメリット）はあります。
※色・形・深さ・部位・範囲・コスト面、ライフスタイルにより治療法は変わってきます。
当院では、無料の診察を行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

治療方法	メリット	デメリット
切除法	・小さいタトゥーであれば1回で取ることができる・カラータトゥーでも問題なく取ることができる・傷跡は基本1本の線ですむ（ポイントタトゥーで複数ある場合は1つのタトゥーに1本）可能	・傷跡が残る・分割切除の場合、数回に分ける為、皮膚が伸びるのを待たなければならない

治療経過について

切除法による刺青除去の治療経過について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

通院	固除3日目～　抜糸7日目～
入浴・シャワー	シャワーは患部を濡らさないで当日から可能入浴は抜糸後、翌日から可能です。 ※患部も問題なし。
注意事項	3ヶ月間は、傷口にテープをはり、保護して下さい。（傷口を綺麗にするため） ※詳細につきましては医師にお尋ね下さい。

よくある質問

1回の治療で切除できる範囲はどのくらいですか。: 切除をする体の部位によって除去の可能範囲は異なります。
皮膚に余裕があれば1回で手の平サイズ程の除去は期待できますが、二の腕、手首、腰などよく動かす箇所は3㎠ほどが1回で除去できる標準的な範囲になります。
皮膚の余裕は個人差がございますので医師の診察にて詳しくお伝えいたします。
施術中の痛みはどのくらいですか。: 基本、局所麻酔でほぼ痛みが感じませんが、ひっぱられているような感覚はあります。もし完全な無痛状態での治療をご希望の場合はマスク麻酔や静脈麻酔を選択していただく事も可能です。
切開法の術後は傷跡目立ちますか。: 手術直後の傷は赤みがある1本線で、動かしていると傷の幅が広がったり、盛り上がってきますので3ヶ月間は保護のテープを貼っていただきます。切った傷跡は徐々に白っぽく薄い線となりますが、半年～１年ほどはかかります。
ハガキ大サイズくらいのカラータトゥーですが消せますか。: ハガキサイズの切除でしたら治療は可能ですが1回では難しい為複数回に分けて行います。
1回ずつの治療間隔を3か月～半年は空ける必要があります。ある程度期間を開ける事で皮膚は少しずつ伸びてきますので、皮膚にゆとりが出てきます。分割切除術を繰り返す事でお体の負担を最小限の抑え、無理なく大きなサイズの皮膚を切除する事ができます。

料金表

施術内容	料金	備考
切除法	5,500円/1mm （手甲指、足甲指、顔以外）	6,600円/1mm （手甲指、足甲指、顔）
PRP（創治癒治療）	1本：110,000円	治療範囲により必要本数が異なります。